はじめに(その1)
Nゲージは完全な初心者です。
これまで実物に触ったこともありませんし、見たこともさしてありません。というか、鉄道自体にほとんど関心を持ったことがありませんでしたw
毎日のように通勤で利用していますが、あくまでも単なる移動手段に過ぎず、時間通りに運行しているかどうかのみ意識が向く程度。幼少の頃は少しはあったんですけどね。
と、過去形で書いたのは、ちょっとしたことがきっかけで、興味が湧いてきたためです。
こちらから特に材料を与えたわけでもないのに、気がつくと息子が電車を大好きになっていました。1歳半頃から「がたんごとん」と言い始め、友人からいただいた「機関車トーマス」のプラレールセットでしきりに遊びだし、そして毎日のように「実車を見に行きたい」とねだる始末。ほっておくと駅脇の柵に1時間以上突っ立って出発・到着する電車を見続けます。
電車に関心のない自分は、息子が柵の間をくぐり抜けたりしないことだけに気を配って、あとはぼーっと突っ立ってるだけ…。
しかし、まだこの時点では私の関心はほぼ皆無。
その後、そんな「電車息子」のためにプラレールを大人買い。トーマス系でなくノーマルなもので車両やレール、ストラクチャーを種々購入し、ワァワァ騒ぐ息子を尻目に部屋いっぱいにレイアウトを組み、複数の列車を同時に走らせてみました。
あれ?、今までとちょっと違う、なんだか面白いw
不思議なもので、複線を同時並行に走ったり、トンネルを抜けてくるシーンになにやら「かっこよさ」のようなものを感じるようになりました。
ですが、そこは所詮はプラレール。
デフォルメされた車両、非現実的な原色のレール、ディテールもへったくれもなく、もろプラ形成という駅舎、当然ながらリアリティはありません。もちろん、そもそもそういうコンセプトの商品なので文句をいうつもりはありませんが。それでも、息子にとってはこれで十二分なんだと思います。実際に毎日、楽しく遊んでいますし。
しかし、親である自分は、最初こそ面白くも感じましたが、だんだん飽きてきます。いやそもそもの話、子供のためのものなので、「私が飽きる」なんぞどうでもいい話ではあるんですが、「せっかく芽生えたこの観点、もうちょっと広げてみたりしたら、なんか面白かったりして」という欲が湧いてきました。
そこで思い立ったのが、「Nゲージ」というわけです。
所詮、プラレールを起因としたものですので、当然の如く行き着く発想なのかもしれませんがw
この「Nゲージ」、ネットで色々と見ていると、想像していた以上にリアル。つーか、すげぇ。
「そこまでやるか!」という繊細なレベルまで落とし込みのなされた改造車両、生活の匂いが漂う数々のジオラマ。本当に小さなスペースに作り手による様々な独自の世界が確立しています。ものすごく楽しそうw
「模型」自体は子供の頃、よく作りました。とはいってもガンプラばっかりですけど。「プラモ狂死郎」を参考に色々な改造をしたり、ジャブロー内での戦いのジオラマを作ったりもしていました。もちろん、それら作り上げたプラモは、最後は爆竹で粉々にしたり、エアガンの標的にしたりして、漏れなくゴミとなっていましたが。
そういった意味で、模型に対するある程度の土台というか、共感的なものが存在していたこともあって、Nゲージに対して「こういったものこそ、どこかで求めていたものなのかもしれない」と強く感じるにはさして時間はかからなかったのかもしれません。
ですが、まだこの時点では本格的にやろうとは思っていませんでした。完成したジオラマの写真をネットで眺めて、いいなぁ~、すげっぇなぁ、と思うだけ。
だって、とても自分にできるとは思えなかったので…。
これまで実物に触ったこともありませんし、見たこともさしてありません。というか、鉄道自体にほとんど関心を持ったことがありませんでしたw
毎日のように通勤で利用していますが、あくまでも単なる移動手段に過ぎず、時間通りに運行しているかどうかのみ意識が向く程度。幼少の頃は少しはあったんですけどね。
と、過去形で書いたのは、ちょっとしたことがきっかけで、興味が湧いてきたためです。
こちらから特に材料を与えたわけでもないのに、気がつくと息子が電車を大好きになっていました。1歳半頃から「がたんごとん」と言い始め、友人からいただいた「機関車トーマス」のプラレールセットでしきりに遊びだし、そして毎日のように「実車を見に行きたい」とねだる始末。ほっておくと駅脇の柵に1時間以上突っ立って出発・到着する電車を見続けます。
電車に関心のない自分は、息子が柵の間をくぐり抜けたりしないことだけに気を配って、あとはぼーっと突っ立ってるだけ…。
しかし、まだこの時点では私の関心はほぼ皆無。
その後、そんな「電車息子」のためにプラレールを大人買い。トーマス系でなくノーマルなもので車両やレール、ストラクチャーを種々購入し、ワァワァ騒ぐ息子を尻目に部屋いっぱいにレイアウトを組み、複数の列車を同時に走らせてみました。
あれ?、今までとちょっと違う、なんだか面白いw
不思議なもので、複線を同時並行に走ったり、トンネルを抜けてくるシーンになにやら「かっこよさ」のようなものを感じるようになりました。
ですが、そこは所詮はプラレール。
デフォルメされた車両、非現実的な原色のレール、ディテールもへったくれもなく、もろプラ形成という駅舎、当然ながらリアリティはありません。もちろん、そもそもそういうコンセプトの商品なので文句をいうつもりはありませんが。それでも、息子にとってはこれで十二分なんだと思います。実際に毎日、楽しく遊んでいますし。
しかし、親である自分は、最初こそ面白くも感じましたが、だんだん飽きてきます。いやそもそもの話、子供のためのものなので、「私が飽きる」なんぞどうでもいい話ではあるんですが、「せっかく芽生えたこの観点、もうちょっと広げてみたりしたら、なんか面白かったりして」という欲が湧いてきました。
そこで思い立ったのが、「Nゲージ」というわけです。
所詮、プラレールを起因としたものですので、当然の如く行き着く発想なのかもしれませんがw
この「Nゲージ」、ネットで色々と見ていると、想像していた以上にリアル。つーか、すげぇ。
「そこまでやるか!」という繊細なレベルまで落とし込みのなされた改造車両、生活の匂いが漂う数々のジオラマ。本当に小さなスペースに作り手による様々な独自の世界が確立しています。ものすごく楽しそうw
「模型」自体は子供の頃、よく作りました。とはいってもガンプラばっかりですけど。「プラモ狂死郎」を参考に色々な改造をしたり、ジャブロー内での戦いのジオラマを作ったりもしていました。もちろん、それら作り上げたプラモは、最後は爆竹で粉々にしたり、エアガンの標的にしたりして、漏れなくゴミとなっていましたが。
そういった意味で、模型に対するある程度の土台というか、共感的なものが存在していたこともあって、Nゲージに対して「こういったものこそ、どこかで求めていたものなのかもしれない」と強く感じるにはさして時間はかからなかったのかもしれません。
ですが、まだこの時点では本格的にやろうとは思っていませんでした。完成したジオラマの写真をネットで眺めて、いいなぁ~、すげっぇなぁ、と思うだけ。
だって、とても自分にできるとは思えなかったので…。